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子守詩

大正〜戦前期の日本を生きる女性たち。大正デモクラシーの自由闊達な社会改造の裏で進行する不穏な影。歴史と文化に根を下ろす精神性は容易に手放すことはできない。

 

この作品は、作者のドイツ移住後に新たに得た日本と日本社会の新たなパースペクティブであり、形を変えて反芻される歴史を現代を生きる私たちへと重ね合わせる試みである。光と影の強いコントラストの中、繊細でしなやかなダンスと色彩が美しく浮かび上がる。

2018年東京バビロンダンスコレクションにて観客賞を受賞。

 

演出・振付:前納依里子

振付・出演:江角由佳、幅田彩加、上田舞香、坂田守

音楽:西川裕一、他

美術・衣装:前納依里子

照明:三枝淳

​制作助手:畑圭

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