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認知症をテーマに5名の高齢者ダンサーと制作。認知症デイケアを舞台に、彼女たちの幼少期の記憶が淡いのように浮かび上がっては儚く、時に残酷に打ち消される。

この作品のリサーチのため、前納はベルリンの認知症デイケアを視察。ドキュメンタリー的な要素を含みながらも、観客を非現実の空間へ誘う意欲作である。

ベルリン芸術大学提携研修コース(振付・ダンス教育者学科)を修了した際の最終プロジェクトとして発表した。

演出・振付:前納依里子

振付・ダンス:Eva Bondy, Anna Mockler, Petra Reichelt, Heidemarie Rohdewohld, Marion Wildenhayn, 明石真理恵

映像インスタレーション:大倉由記香

スペシャルサンクス:Andreas Rath, Stascha Musiol, Nadja Raszewski, Tagespflege die AUE, TanzTangente

<新潟公演感想>

「夢草堂でのご公演のシチュエーションはとてもユニークで、映像が映し出された時、過去現在未来も創作もごちゃまぜでググッと引き込まれていきました。(中略)人が変わる時、頭で理解して変わるものでなく、こんな真心のやりとりで人のこころは動くということ…」

(桐鈴凛々、第91号、発行:社会福祉法人桐鈴会)

© 2019 Yoriko Maeno